シゴデキがやっている「掛け算」の返信

3回に1回、文末に感情や気遣いのひと言を入れてみる

メールやチャットの文面が堅くなりがちな人は、まず「完璧に書かなきゃ」という意識を少しゆるめてみると気がラクになると思います。ビジネスの場とはいえ、受け取る側も人間なので、ほんの少し気持ちが伝わる言葉が添えられているだけで印象がやわらぎ、コミュニケーションがぐっとスムーズになります。

たとえば、3回に1回くらい文末に、感情や気遣いのひと言を入れてみるのもいいかもしれません。「助かります」「ありがたいです」だけでも温度感が変わりますし、親しい相手なら「えっ、それすごくないですか」「感動しちゃいました」など、ちょっとくだけた表現も、むしろ素直な感情や人柄が届きやすいものです。

あるプロジェクト管理の仕事に従事していた方は、「メール一本にしても、事務的な内容だけで終わらせるのではなく、相手への感謝やちょっとした感想を添えることで、チーム全体で相乗効果になる『掛け算』の関係ができた」という経験談を教えてくれました。これは参考になる意見ですね。

ビジネスメールの型を守ることは大切ですが、くだけすぎても堅すぎても距離が生まれてしまうので、ほんの少し人柄がにじむメッセージを意識してみると、コミュニケーションのしやすさは大きく変わるはずです。

あなたのPC上は見られている

【30代男性の反省】PCのログはチェックされていると思え

以前、IT系の会社で顧客企業のネットワーク保守を担当していたのですが、業務の都合上、社内メールやアクセスログを確認することが多く、「会社のPCって、こんなに行動履歴が残るのか」と驚きました。

どんなサイトにアクセスしたか、どのファイルを開いたかといった操作履歴もすべて残っていて、たとえば就業時間中に旅行先を検索していたり、ちょっとしたネットショッピングをしていたりすることも、ログから丸わかりでした。本人は気づいていないけれど、PC上の行動は思った以上に見られているのですね。

コンピューターのキーボードと虫眼鏡
写真=iStock.com/years
※写真はイメージです

そんなある日、私自身も「バレていないと思っていたことが実はログに残っていた」と痛感させられました。急ぎの仕事が立て込んでいたとき、私は同僚にチャットで「またあの部署か……正直しんどい」とグチを送ってしまったのです。

軽い気持ちで打ったひと言でしたが、後日、上司との1on1ミーティングで「チャットでも大変って書いていたよね」と言われ、真っ青に。認識の甘さを痛感しました。