成果を出す部署と出せない部署の違いは、どんなところに表れるのか。経営コンサルタントの横山信弘さんは「自分たちでルールを定め、それを形骸化させずに継続できるチームは強い。会議ひとつとっても、生産性を増すためにルールは必要だ」という――。
※本稿は、横山信弘 『正しく立てて成果につなげる 目標達成の全スキル』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
「忙しいから欠席」を決して許さない
組織の目標達成を阻む最大の敵は、「形骸化」です。作ったルールが守られず、いつの間にか忘れ去られる……そんな事態を防ぐための、組織運営の鉄則を紹介しましょう。
(1)会議のルール(準備と参加)
組織における進捗管理の要は「会議」です。しかし、多くの会議は「報告」だけで終わってしまい、改善につながりません。
生産的な会議にするために、次の2つを徹底してください。
・準備のルール
「会議中に資料を読み上げる」のは時間の無駄です。
現状データとギャップの確認は、会議前に終わらせておくこと。会議は「改善策を決める場」と割り切りましょう。そうでないと、本来の目的を見失ってしまいます。
・参加のルール
「忙しいから欠席します」を許してはいけません。
進捗会議は、チームの目標を達成する上で重要な取り組み。ここをおろそかにするメンバーがいると、組織全体の士気が下がります(もちろん、会議において正しく進捗管理できていることが前提です)。
ただし、会議時間を短くする工夫は必要です。「30分で終わる」「決めることだけ決める」という運営側のルールもセットで作りましょう。
