モノが売れない時代にもかかわらず売り上げを40年にわたって伸ばし続けるセブン-イレブン。創設者である鈴木敏文氏の黒字につながるアイデアはどこから生まれてくるのだろうか。その発想の原点に迫った。

利益の源は、顧客の心理の中に埋まっている

セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEO 鈴木敏文氏

経済もビジネスも人間の心理をもとに考える。感情や心理の世界にいる顧客に対し、売り手は理屈で接してはならない。それがセブン&アイグループを率いる鈴木敏文会長の持論だ。

顧客心理は常に変化するが、売り手はその変化が見えなくなってしまう。その理由を鈴木氏は、こんな例をあげて説明する。