価値の再編集などを意味する「キュレーション」というアメリカ生まれの概念が、ビジネス界で注目されている。総合デザインに佐藤可士和氏を迎えた新生セブン-イレブンを例に、この新時代の発想法を追った。
キュレーションは美術館や博物館で企画や展示を担当する専門職のキュレーターに由来する。例えば、美術館のキュレーターは既存の作品の意味を問い直し、選択し絞り込み、美術館というプラットホーム上でそれらを結びつけ、新しい意味や価値を伝える。
ITジャーナリストの佐々木俊尚氏は著書『キュレーションの時代』で、主にネット上でユーザー自身が情報のキュレーションを行っている動きを紹介したが、キュレーションの発想はリアルの世界でも広まっている。
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