一日の良いスタートを切るための習慣は何か。書評家の印南敦史さんは「朝のルーティンは“無意識の充実感”が得られ活力になる。僕は6時半ごろに起きたら、ベッドのなかで読書をした後、洗顔したら、刺激的な酸味で頭がシャキーンとする飲み物をグラス一杯飲む」という――。

※本稿は、印南敦史『先のばしをなくす朝の習慣』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

ヘルシーなジュース
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無意識のうちにやっている朝のルーティン

みなさん、朝に目が覚めたら、以後はどんなことをするでしょうか?

人によって多少の違いがあるとはいえ、基本的には誰にも共通する「毎日のルーティン」があるのではないかと思います。洗顔、歯磨き、着替え、朝食などなど。

では、そういったことをする際、「なぜ私は顔を洗うのだろう?」とか、「どうして着替える必要があるのだろう?」などといったことを考えるでしょうか?

考えるはずがありませんよね。なぜなら、それらは「考えるまでもなく、やって当然」のことだからです。いちいち意味や目的について考える必要などなく、ましてや好きとか嫌いとかの問題でもありません。

多くの場合は、そこに「やらない」という選択肢など存在しないわけです(「いや、自分は歯を磨かないことにしているんだぞ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうタイプは特殊な部類に入ると思うので、ここでは例外ということで)。

いってみれば「ルーティンワーク」とは、そういうものなのではないでしょうか?

もし「やりたくない!」と強く感じるのであれば、やらなければいいだけの話。しかし、そもそも「やりたくない!」などと感情的になる必要などないほど、当たり前すぎるということです。