自分なりのベストルーティンを探し出そう

考え方も体調も人それぞれですから、「すべての人に確実な効果を及ぼす、午前中のベストルーティン」など存在するはずがありません。自分にとってのベストルーティンは、いろいろ試してみて自分で探し出すしかないのです。

ですから、それを見つけるまでには相応の時間がかかるかもしれません。「やってみたけど、結果的にはうまくいかなかった」というケースもあるでしょう。そんなことを繰り返していたら面倒になり、探し出すのを放棄したくなることも考えられます。

しかし、絶対にあきらめるべきではありません。もし時間がかかったとしても、いつか必ず、自分にフィットするルーティンを見つけられるはずだからです。

だいいち、そんなに堅苦しく考える必要などないのです。あくまで、「これがいいかも」と感じたものを試してみればいいだけなのですから。それでうまくいかなかったら、また違う手段を試してみる。それだけのことです。

なお、僕の「午前中のルーティン」をご紹介しておこうと思います。

・起床(6時半ごろ)
・ベッドのなかで読書(7時ごろまで)
・洗顔(7時ごろ)
・着替え(7時ごろ)
・書斎に入ってPCの電源を入れ、メールやブラウザなどを立ち上げる(7時ごろ)
・朝刊を取ってくる(7時半ごろ)
・トマトジュースを飲む(7時半ごろ)
・コーヒーを淹れる(7時半ごろ)
・朝刊を読みながら朝食とコーヒー(8時ごろ)
・歯磨き(8時ごろ)
・ラジオ体操(8時ごろ)
・書斎でメールやニュースサイトのチェック(8時ごろ)
・読書(8時ごろ)
・原稿執筆(8時半~9時ごろ)

刺激的な酸味で頭シャキーンの“朝の儀式”

だいたい起きるのは6時半ごろですが、目が覚めたら少しだけ、ベッドのなかで読書をします。過去の著作でも書いたように、この「起きる前の読書」は意外と効果的です。頭が冴えているので、意外なくらいにペースよく進みます。

なお、「もう少し読みたいな」と感じているところで、スパッと終わらせることもベッド読書のコツのひとつ。そうすれば「早く先が読みたい」という思いが残るので、次の読書時間への意欲が高まるわけです。

起床後に洗顔したら、次いでトマトジュースを飲むことも僕には重要。グラス一杯のトマトジュースを飲むと、刺激的な酸味で頭がシャキーンとするからです。ある意味、ここで本格的に目が覚めるといってもいいかも。

フィットネストレーニング後にトマトジュースを飲む若い美しい女性
写真=iStock.com/Xavier Lorenzo
※写真はイメージです

さらにその次、ドリップでコーヒーを淹れることも“朝の儀式”として外すことができません。以前は電動コーヒーメーカーを使ったりもしていたのですが、わざわざ一杯だけ淹れるその手間に意味があることに気づいたのです。

豆を蒸らしている数十秒の間に、これからやるべき仕事の段取りを考えることもできますし、そうやって淹れたコーヒーを飲む時間にも、心を落ち着けることができます。

朝のあれこれを済ませたら書斎に入り、メールやニュースサイトのチェックをするのですが、この時間に関してはなるべく無駄を省くように意識しています。

まとめサイトやブログなどをダラダラと眺めて時間を浪費しないように、必要なものだけを見るようにしているのです。かつて、ここに1時間くらいかけてしまっていた時期があり、時間を浪費しているなと反省したことがあります。