2026年3月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。社会・教養部門の第2位は――。
▼第1位 東日本大震災や南海トラフを上回る…「M9超えの巨大地震」が起きると専門家が警告する"2つの震源域"
▼第2位 「歩道を走っただけで即、反則金6000円」はウソ…4月から一発で「青切符」を切られる"自転車の6つのNG行為"
▼第3位 最も親しみが感じられない"のは埼玉県だが…大阪でも、東京でもない「苦手な都道府県」ワースト1位"
「もう自転車に乗れない」と煽るメディア
マスメディアもネットメディアも混乱しまくっている。「これからは自転車に乗れない」「歩道走行で即、罰金(本当は反則金)だ!」など、もう煽りに煽っている。私はその無知ぶりに少々面食らっているのだが、これに関してはマスメディアもネットも法律の文言と、その運用の差を知らなすぎると思う。
たしかに「歩道通行・反則金6000円」「夜間無灯火・反則金5000円」などと定められてはいる。しかし、今回の青切符導入で、即、切符が切られるかというと、それとこれとは別問題なのだ。
青切符を導入した警察官僚たちの本音
これに関して、私は自治体主催あるいは警視庁交通安全センター主催などの講演会で「本当はこうです」と言いつのってきた。
同席する警察官僚は口々に「ヒキタさんのおっしゃるとおりです。しかし、警察の口からは言えないのですよ」という。だから民間から私が出ていって「法の解釈、警察庁の方針からすると、現実として今後こうなります」と言うのだ。
それを警察官僚たちが頷いて聞いている。
どういうことか。実際の現場に立てば分かる。歩道通行を取り締まる? 併走を取り締まる? そんなこと不可能だし、やらねばならないことは別にあるのだ。
ともあれ、冷静な視点で経緯を振り返り、その上で実際問題、青切符は何について切られるか考えていこう。



