肩甲骨の可動性をアップさせる【上部肋骨回し】

1.鎖骨中央の位置で肋骨をこする

中野崇『最強の身体操作 プロが実践する連動スキルの磨き方』(かんき出版)
中野崇『最強の身体操作 プロが実践する連動スキルの磨き方』(かんき出版)

鎖骨中央に位置を決めるのは、“断面”の意識をつくるため。これが意識できると上部肋骨を動かす感覚がつかめるようになる。逆側も同様に行う。

2.手の平で下部肋骨・お腹を叩く

叩くのはお腹が安定しやすくなるため。下部肋骨やお腹を固定しておくことで、上部肋骨だけを効率的に動かすことができる。

3.肩をゆっくり、交互に後ろ回しする

鎖骨中央の“断面”でズレ合うような感覚を意識しながら肩を回す。回す軌道が小さいほうが断面を意識しやすい。慣れてきたら大きく回す。

【図表1】上部肋骨回し
出典=『最強の身体操作 プロが実践する連動スキルの磨き方』

上部肋骨とは胸郭の上3分の1にあたる部分。ここが固まって動かないと肩甲骨の可動性が低下し、体幹の力を腕に伝えにくくなります。

このトレーニングでは鎖骨中央に“断面”を意識するのがポイント。肩を動かす動作はどうしても肩に注力しがちですが、断面をつくることでふだん動きにくい上部肋骨にピンポイントにアプローチでき、動きを高めることができます。結果として、体幹から腕までのつながりをうまく使えるようになります。

〈ここをチェック〉

●背骨だけでなく肋骨がグリグリ動いている感覚を追いかける
●肩が疲れてきてしまうのはNG(背骨・肋骨が十分に動かせていない)

筋トレを頑張っているのにパフォーマンスが上がらないと悩んでいるなら、ぜひこの身体操作トレーニングを取り入れてみてください。

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