日本が「世界の潮流」から隔絶されたワケ
この世界的な潮流の中で、日本の立ち遅れは危機的といえるほど深刻である。2024年時点での新車販売台数に占めるEV比率は、わずか3%、バッテリーEV(BEV)に限ると1%台に過ぎない。
これは、EVシフトを牽引するノルウェー(97%)は言うに及ばず、世界の主要市場である中国(47%)、欧州(24%)、米国(11%)はもちろんのこと、ベトナム(22%)やタイ(18%)など新興国と比較しても、絶望的といえるほどの低水準である(図表3、図表4)。日本の自動車市場は、世界の現実から完全に隔絶された「EVガラパゴス」と化しており、その内部では未だにICE車が主流であるという、特異な状況が続いている。
この立ち遅れの背景には、複合的な要因が存在する。
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