お金が貯まらない人の特徴は何か。金融教育活動家の横川楓さんは「散財には『良い散財』と『悪い散財』がある。例えば、Amazonセールで『安い』と思わず買ってしまうのは、『悪い散財』だ。20%引きの表記がされていても、実は安くなっていないことがある」という――。
※本稿は、横川楓『散財さんのお金の増やし方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
「良い散財」と「悪い散財」の違い
「お金をしっかり使いつつ、貯める」。
これを実現するためには、“ムダ”なお金を使わないことが肝心です。
私自身、好きなことにたくさんお金を使う人間として、さまざまなものにめちゃくちゃお金を使ってきました。推し活や旅行、洋服など、これまでに使ったお金をすべて貯金に回していたら……けっこうな額になったと思います。
はたから見れば、私のことを「そんなものにお金を使わなければ、もっとお金が貯まるのに」と感じるかもしれません。
ですが私にとっては必要経費なので、決して“ムダ”ではありません。むしろこれは、私を元気づけ、社会を元気づける「良い散財」と言っていいと思います。自分が心から満足し、明日への活力になるのであれば、それは立派な投資だからです。
一方で、本当に使わなくてもいいものにお金を費やすこと、これは「悪い散財」です。
「ストレス発散のために買ったけど、一度も使っていない」「安いから買ったけど、すぐに壊れてしまった」……そんな経験は誰しもあるはずです。
「散財」にはそもそも「ムダに金銭を費やす」という意味もありますが、「はたから見るとムダに見えても、自分にとってはムダじゃない」ことが世の中にはたくさんあるので、ここでは「良い散財」と「悪い散財」にわけて考えたいと思います。目指すべきは「良い散財さん」で、「悪い散財さん」にならないようにします。

