お金を貯めるために、何をやるといいか。金融教育活動家の横川楓さんは「月単位で貯金目標を定めると、守れなかったときに罪悪感を抱き、だんだんと貯金をあきらめてしまうようになる。『今月はちょっと使いすぎたから、来月はちょっと減らそう』と考えていくといい」という――。

※本稿は、横川楓『散財さんのお金の増やし方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

ひっくり返った豚の貯金箱
写真=iStock.com/Andrii Yalanskyi
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散財さんの家計管理は「1年スパン」で

本稿では「年間の目標貯金額を決める」を解説していきます! これには自分の収入と支出から、「いくらなら貯金できるか」を算出してみてください。

マネー本には「収入の○%を貯金しましょう」などと書いてあることが多いようです。ただ私が推奨する方法は、ちょっと違います。

というのも、私を含む散財さんは、月によって使う金額がけっこう変動すると思うんです。

趣味のイベントがあれば出費が増えますし、海外旅行が好きな人だと、「1年のうち11か月は節約できそうだけど、残りの1か月で給与の2か月分くらい使う予定がある」ことだってあるかもしれません。

ですから私は、「月単位」ではなく「年単位」で貯金目標を定めてほしいと思います。具体的には、年間目標貯金額を設定し、1年をかけてその目標を達成していくのです。

毎月の目標額を決めてしまえば、それを守ろうとするあまりに欲しいものが買えなくなったり、欲しいものを買ってしまって「自分で決めた設定を守れなかった」と罪悪感を抱いたりするかもしれません。

極端な節約は心も体も蝕みますし、だんだんと「どうせ守れないんだから、もういいや」と貯金をあきらめてしまうようになるかもしれません。

けれど、1年単位で考えれば、「今月はちょっと使いすぎたから、来月はちょっと減らそう」と考えられます。