「グルメバーガー」のヒット商品づくりが急務
ロッテリアは、「絶品バーガー」「ゼ」を頭文字にとった「ゼッテリア」への転換とともにソース、パン、肉などの具材をことごとく見直し、「グルメバーガー化」を図っていくようだ。
もちろん、1兆円企業・ゼンショーHDのもとで、食材仕入れ・調達能力も磨き上げていく。なにぶん、「コメ」「肉」などのカテゴリごとに専任業者を立ち上げるほど仕入れコスト管理にこだわるゼンショーなら、ゼッテリア(バーガー・ワン)の企業体力を損ねることなく、それなりの原価を維持できるだろう。
なお、マクドナルドも2月25日からハンバーガーを含む6品の値上げを発表しており、もはや安売り競争を仕掛けてくることもなさそうだ。
ゼッテリアは、「ロッテ」の看板をおろす転機とともに「ロッテリア」ブランドの負の部分を拭い去る必要がある。まずは、高単価でプレミアム感がある「グルメバーガー」カテゴリでのヒット商品づくりが急務となる。実現できなければ、「ゼッテリア」が「第二のロッテリア」になることは、必然だ。
その先導を担うのは、従来のロッテリアにはあまりなかった「和」要素を重視した期間限定商品「大葉タルタル絶品たまてりバーガー」販売に力を注ぐという。食材を一新した「絶品バーガー」をまず知ってもらい、ロッテリアを抜いて店舗数3位に躍り出た「バーガーキング」などのグルメバーガーと比べてもらうことが、「ロッテリア」を引き継いだ「ゼッテリア」再生の入り口となる。



