我以外皆我が師の精神で全ての人から学ぶ

若手のメンバーは、子どもの頃からパソコンや携帯電話に精通しています。高校や大学でもパソコンの授業があり、知識も豊富です。

私は当然、パソコンなどのITスキルが彼らよりも劣っていると分かっていたのですが、認めることができませんでした。

当時の私は、部下に教えてもらうなんて上司の恥だと思っていたのです。

ラップトップを使用するビジネスマン
写真=iStock.com/tongpatong
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今は、意味のないプライドは捨て、分からないところは聞いていますが、このまま聞かずに仕事をしていたら、仕事が遅いリーダーになるところでした。

変化のスピードが激しい現代において、成功は過去のものです。過去の成功はすぐに通用しなくなってしまいます。

仕事が速いリーダーは、各々が強みを持っていると考えています。上司や先輩にはもちろん、部下にも教えを請うことがあります。まさに「我以外皆我が師」の精神で、全ての人から、学べることがあると考えるのです。

バスで車酔いするまでビジネス書を読む

私もITスキルの他に現場で得た情報などは、部下に対して上下関係を考えず、フラットな目線でもらっていました。

会社からだけではありません。リーダーとしていろいろな知識が必要だと思っていたため、書籍を読んだり、ビジネスセミナーに出席したりして学んでいました。

通勤バスの中ではビジネス書を読みあさり、車酔いしてしまうこともありました。常に前進していこうという気持ちが強かったのです。

当然、知識も知恵もつきましたし、この部分は部下に聞いたほうがいいなと思った点は素直に聞きます。

リーダーになったら、過去の栄光にとらわれてはいけません。自分が一番だと思わないことです。自分は補佐役だと思えばいいのです。

仕事が速いリーダーは、自慢話に酔う暇があったら、部下から一つでも多く仕事のノウハウを聞き出し、仕事のスピードアップに役立てます。

仕事が速いリーダーは、知らないことを誰からでも謙虚に学ぶ!