税務署は見逃さない「KSKシステム」の威力
「副業の経費を多少水増ししても、バレないだろう」と思っている方がいたら、その考えは改めたほうがいいでしょう。
税務署には「KSK(国税総合管理)システム」と呼ばれる基幹システムがあります。全国の国税局と税務署をネットワークで結び、納税者の申告内容、過去の申告履歴、取引先からの支払調書、不動産や金融資産の情報などを一元管理しています。このシステムは2001年から本格運用されており、すでに20年以上にわたるデータが蓄積されています。
KSKシステムには膨大なデータが蓄積されているので、異常値の検出が可能です。たとえば同じ業種・同じ規模の事業者と比較して、特定の経費科目が突出して大きい場合、システムがそれを検知する可能性があります。たとえば、年間売上200万円のウェブデザイナーが「旅費交通費」に180万円を計上していれば、同業者の平均との乖離が目立つのです。
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