“取り締まりモード”にスイッチON

これを見てわかるように、国税職員は、税のことで困って相談に来る納税者には、誠実かつ丁寧に対応します。そのために来客対応や電話対応について学ぶ接遇研修なども行われており、常日頃から行政サービスの向上に努めています。

しかし、悪質な脱税や滞納をしている人に対してはその限りではありません。税務調査の場で粘り強く追及をしたり、関係者まで調査の手を広げたりと、厳しい対応にチェンジします。これは、警察官が犯罪者に厳しく対峙するのと同じです。

税務調査手続に関するFAQ(一般納税者向け)
出典=「税務調査手続に関するFAQ(一般納税者向け)」(国税庁)を加工して作成

かくいう私自身も職員時代、税務署に相談に来られる方には丁寧に応対するよう心がけていましたが、税務調査のときに嘘をつかれたり、隠し口座を見つけたりしたときは“取り締まりモード”にスイッチを切り替えていました。