「時間への投資」で、もっと稼げた
私が我が道を行く人間であることは、社内でもすでに周知のことでしたし、外資系にありがちなことで、とやかく言う人は日本企業ほどいませんでした。それにしても異例といえば異例だったかもしれません。
しかし、専属ドライバーを雇ったおかげで、これまでは「午前中2件、午後2件」くらいしか行けなかった外交が、「午前中2件、午後4件」になりました。
帰りも家まで送ってもらえば時短になりますし、移動中に疲れてぼんやりしていてもいいし、スマホで仕事もできる。ドライバーがいる前提でスケジュールを詰め込んで、私は今まで以上に精力的に働き始めました。
「これは絶対、営業成績につながるし、いい投資だ」
成果を出せば出すだけボーナスに跳ね返ってくる外資系企業の営業です。結果として、専属ドライバーを雇って時間に投資しても、私の資産状況にはまったく打撃もなく、成果が上がってもっと稼げるという結果になりました。
毎朝、美容院でセットしてから出社
「自分に投資する」というとき、内面が中心となるのは言うまでもないことですが、人目により多く触れるのは「外見」です。
美容などの自分メンテナンスも投資だと私は思っているのですが、限りある時間の中でそこに費やす時間がもったいない――そう思って毎朝「ジェットセット」という美容院でヘアケアを頼むことにしました。
毎日、美容院でヘアセットしてから出社するのは、忙しい朝にプロの技術とセットにかかる時間をお金で買っていたということ。
また、女性の場合、髪は第一印象に大きく影響を与えますし若々しさにもつながるので、「髪の毛がいつも綺麗というのはすごい投資だ」と思っていました。
ほとんどの人は、とても忙しい日々を送っています。
専属ドライバーや美容院でのヘアセットは、私のややぶっ飛んだ例なのですが、人それぞれのやり方で、「時間をお金で買う」アイデアを試してみるといいでしょう。
アウトソーシングした時間で自己投資をすれば、十分に元は取れます。
そして逆説的ですが、「何もしない時間」を味わうと、時間のかけがえのなさを実感し、時間という限られた資産を大切に使うようになります。

