ひとりでテレビを観ながら相づちの練習をする

普段タブレットやスマホを見ていて、それに対してうなずいたり、驚いたりするのはおかしいですから、淡々としたままです。相当刺激の強いYouTubeでもいちいち「へぇー」「おー」とリアクションしたり、爆笑したりしながら見る人はあまりいないと思います。

昨今の情報化社会は、反応しない体をつくってしまっているのです。

それが普段の会話では冷たさになってしまうので、少し意識するようにしましょう。

なんなら少し変ですが、ひとりでいる時にテレビやYouTubeに笑ったり、反応したり、拍手したりするのも練習になりますよ。昔の人は自然とやっていて、うちの母親がやっていましたが、テレビを見ながらうなずいたり、「へぇー」と言ったりしていました。

オフィスでビジネスウーマンに相談する若い女性
写真=iStock.com/pain au chocolat
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良いインタビュアーはうなずき上手

ほめる三大テクニックその2▼ところどころで意識的に「うなずく」

会話している相手の言葉をうなずきながら聞くことは、相手の言葉に「同意します」「勉強になります」「楽しいです」といった「ほめているサインを送っている」ことになります。

そのため相手は気分よく話すことができ、会話を盛り上げることができるのです。

意識的にうなずくには、息を軽く鼻から吸って、ゆっくり吐きつつうなずく。その時に体全体がうなずけばよりいい。

吸って吐く、吸って吐く体のうなずき。

体が呼吸するタイミングでうなずきになっていくのです。いいやり方なのでうなずきや相づちが苦手なら、ぜひやってみてください。

そもそも話の合間に「なるほどね」とうなずくのが一番いいわけです。でも、それが身についていない人は、全身でうなずくと感じがよくなります。うなずかないとずっと平板に聞いていることになりますので、相手が言ったポイントポイントで「なるほど」「そうですね」「確かに」と相づちを少し意識的にやっていただく方がいいと思います。

よい聞き手、よいインタビュアーは、うなずきや相づちが上手です。声が出ていないのに彼らの「へー」「まー」「なるほど」「そうですね」という感じが伝わってくるのです。

自分の心の声を体で表すようなイメージだと、よく聞いていますよという感じが出せます。

グループディスカッションでは、うなずき上手が聞き上手です。

たとえば5人1グループだとしたら、よくうなずいてくれる人に向かって話していることが多いのですね。

つまりどういうことかというと、うなずいている人は「集客力が高い」のです。その人と話しやすくなってくる。

ということで、やはりうなずくか、うなずかないかでずいぶん聞く構えとしては違いが出てきます。ですから、共感はうなずきで示すようにしましょう。