予算がなければ、自分で作ればいい

スタート時はリモートワーク主体でオフィスは必要なかった。しかし事業が拡大するにつれ、スタッフが集まる拠点がほしくなる。ただし、予算はない。

井上さんはシリコンバレー近郊にある知人宅のガレージを借り受け、約2カ月かけてオフィスを施工。朝、夜、休日と業務外の時間にほぼ自分ひとりで作業を進めた。

「プログラミングができる自分は、ネットで調べればオフィスもつくれると思ったんです。無料の3D-CADサービスで設計図を作成し、壁の防音断熱材にもこだわりました。電気工事も自分でやったから何度も感電して。120ボルトはさすがにパンチが効いていて強烈でした(笑)」