先行き不安が高まる中、「年金代わり」を謳った保険商品が人気だ。外交員がしきりに勧めてきたら、本当に頼っていいのだろうか……?

年金と名のつく商品はなぜ損をするのか

公的年金に対する不信感が募る中、計画的に老後資金が準備できると謳う保険会社の定番商品、「個人年金保険」が注目を集めている。

毎月、一定の保険料を支払い続け、60歳以降に一時金または年金を受け取る仕組みで、予定利率が高かった時期には有利な老後資金づくりのツールとして優位性が高かった。しかし超低金利の今はどうだろうか。