投資の知識がない親はどうすればよいのか

「子どもに投資について教えたいけれど、投資の知識や経験がない……」と不安に思う方は、「お父さん・お母さんも投資の勉強中だから、一緒にやってみよう」というスタンスでいればよいと思います。

現在は、投資初心者向けの書籍だけでなく、行政や教育機関が主催する親子向けのマネー講座やオンラインセミナーが充実しています。興味のあるものに親子で参加してみるとよいでしょう。親が学ぼうとする姿勢を見せることが、子どもに「学び続けることの大切さ」を教えることにもつながります。

親と娘
写真=iStock.com/miya227
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正月に話しておきたい「トラブル防止策」

近年はキャッシュレス決済の普及やゲーム内課金の一般化により、以下のようなトラブルが子どもたちの間で多発しています。

ゲーム課金への依存: お小遣いやお年玉をゲーム内のデジタルデータに費やしてしまう。小学生の男子に多い傾向がある。
刹那的な浪費: お年玉をすべてゲームセンターなどの一過性の遊びに使い果たしてしまう。
後払いの罠: スマホで衣服や日用品を購入し「後払い」を選択したものの、お小遣いやアルバイト収入を超えて支払えなくなり、親に泣きつくことになる。高校生に目立つ。

こうしたトラブルを未然に防ぐため、以下の2点を意識して子どもとコミュニケーションをとっておくとよいでしょう。

1.家庭で「お金の話」を日常化する

お金の話をタブー化すると、お金の扱い方が上達しにくくなります。日頃から家庭で、お金が「どうやって手に入るのか」、そして「どう管理すべきか」をオープンに話しましょう。

2.「お小遣い制」による継続的なトレーニング

毎月のお小遣い制を通じて、子どもに「お金を予算内でやりくりする」「やりくりに失敗してお金が足りなくなる」といった経験を積ませましょう。

普段からお金の大切さを学んでいるからこそ、お年玉のような大きな金額と向き合ったとき、お金との付き合い方がさらに一歩前進するのではないかと思います。

お金の知識や扱うスキルが広く浸透することは、将来への漠然とした不安を軽減し、子どもたちの「生きる力」を育てることにもつながると考えています。まずはこのお正月から、お年玉の扱い方について子どもと話してみてはいかがでしょうか。

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