結果を出す営業マンとダメな営業マンは何が違うのか。営業セミナー講師の乾哲也さんは「仕事のデキない営業マンは、商品のメリットを語ることや、顧客目線に立つことをセールストークの軸にしてしまっている。結果が出せる一流の営業マンは、まったく別の観点からセールストークを組み立てている」という――。(第1回)

※本稿は、乾哲也『できる営業マンのすごい言語化 「なんとなく」を納得に変える』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

顧客と打ち合わせをするビジネスマン
写真=iStock.com/mapo
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営業マンにおける「三流」とはなにか

本稿が目指すのはトップセールスに到達できる、言わば一流の営業マンです。

読者の中には、「えー、そんな。とてもとても」と思う方もいるかもしれません。それが謙遜でも、現在の自己評価でも、これからは一緒に一流を目指して行きましょう。この記事を読んでいる間だけでもかまいません。

「でもね」と私は、今、確信しています。読後のあなたが、本気で一流の営業マンを目指していることを。私は常々、「三流はね、営業の入り口なんですよ」とお伝えしています。言い方は悪いですが、新人も経歴数年の人も、ほとんどの営業マンは三流の中を横移動している状態です。

もちろん、誰もが現状に甘んじることなく、自身のレベルアップに励んでいることは間違いありません。悩んでいても営業の場に踏み止まっている。その事実こそが、その証明です。けれども三流の壁は、なかなか突き破ることができません。なぜなら、何が三流かをほとんどの人が知らないからです。

そこで、まずどのような営業マンが「三流」なのか、そしてその天井を破ることができた「二流」とは何が異なるのかを見てみましょう。