自然災害は日本全国どこでも起こる
大雨や台風による「水害」に絞っても、2012年〜2021年の10年間だけで日本の約98%の市区町村で被害が起きています。
ほかにも、雷、雹、竜巻、猛暑、大雪、津波、地震、火山噴火などによる自然災害がたびたび発生しています。ひとつだけでも大災害になるところを、地震で被害を受けた地域を台風や豪雨が襲うといった複合災害まで起きているのです。
「いままで災害にあったことがないから大丈夫」という考え方も危険です。人は異常が起こると「自分は大丈夫」と思う正常性バイアスや、「みんなが逃げていないから大丈夫」と周囲の行動に合わせる多数派同調バイアスが働きがち。異常を感じたら率先して避難し、周囲の人にも呼びかけることが大切です。
過去に起こった災害は、未来にも起こる可能性があります。ましてや線状降水帯による集中豪雨やスーパー台風は、今後影響が深刻化する可能性が高い状況です。
しかし、むやみに怖がることはありません。防災とは自然を知り、正しくおそれ、向き合うことです。本稿が、みなさんと大切な人の命を守り、笑顔で過ごせる未来につながることを願っています。



