年齢が上の先輩、しかし今では自分が上司。どう接していいものか。もう少し高いパフォーマンスを業務でも期待したいが、接し方を間違えれば機嫌を損ねることにもなりかねない。そんな悩みを抱えるリーダーが使うべき質問が「こんなこともできるのでは?」。その理由、あなたはわかりますか?
上下関係と考えず、役割分担と考えてみる
近年、日本型組織においても年功序列制度が徐々に弱まり、年上の部下を持つマネージャーは増加傾向にあります。敬意を持って接しなければと思う反面、業務命令を出す必要もあり、気苦労を感じている年下の上司も多いかもしれません。年齢を理由に反感を抱かれていることが明らかで、大変な思いをしている人もいるのではないでしょうか。
「逆転」した上下関係に気を遣ってしまうという人は、まず、上司と部下という職業上の立場を、役割分担と捉えるのがいいと思います。
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(構成=奥地維也 図版作成=大橋昭一 撮影=石橋素幸)

