他人の悪口を言う人には、警戒が必要です。たまたまその場に居合わせたというだけで、「○○君もそう言っているよ」と共犯者にされてしまう危険性があるからです。そうならないようにするには、どうすればいいのか。今回は、隙あらば人を悪口の共犯者にしてしまおうとする人から身を守るための防御策をお伝えします。

「私は人のことを言えるような人間じゃありませんから」

人の悪口を言い立てる人がいます。それだけでも十分不愉快なのですが、そういう人のなかには、その場に居合わせた人を共犯者にしてしまう人がいるので、とくに注意が必要なのです。

他の回でも言いましたが、悪口や噂話、差別的な発言をする人の言うことに不用意に同意してしまうと、自分まで共犯にされ、下手すると自分が言っていたことにされてしまう危険もあります。

(構成=大島七々三 イラストレーション=髙栁浩太郎 撮影=宇佐美雅浩)