田中 仙堂(たなか・せんどう)

田中 仙堂
大日本茶道学会会長
1958年、東京都生まれ。本名・秀隆(ひでたか)。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。現在、大日本茶道学会会長。前会長で学術文庫『茶道の美学』の著者、田中仙翁は父。『茶道改良論』の田中仙樵は曽祖父。日大芸術学部、慶応義塾大学、東京大学、お茶の水女子大学、学習院女子大学、青山学院大学の非常勤講師を歴任。近年、「お茶からつながる和の世界」を提唱し、日本文化の広がりを、茶道を通じて感じてもらう活動を展開している。主な著書に『岡倉天心「茶の本」をよむ』『茶の湯名言集』、『近代茶道の歴史社会学』、『お茶はあこがれ』ほかがある。