デジタルカメラ市場が苦境に立たされている。大手各社は相次いで2012年度の年間販売計画を下方修正。金額ベースの市場成長率も9カ月連続で前年同月比マイナスが続いている。

最大の要因は、スマートフォンの普及によるコンパクトデジタルカメラの不振にある。カメラ付き携帯電話が普及し始めた03年ごろにも影響を心配する声が多かったが、カメラメーカー各社は手振れ補正や顔認識など、高機能化することで差別化し、危機を乗り越えた。だが、スマートフォンはこれらの差別要因の多くを取り込んでいる。さらに、FacebookやTwitterなどのSNSと連携を強化し、カメラにはない魅力も有する。各社とも対抗策を見いだせていないのが現状だ。

(構成=プレジデント編集部)
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