「LGエレクトロニクスのCEOやCFOなどのCレベルの役員は8人中6人が外国人です。私の直属の上司はイギリス人。人事担当役員もアメリカ人でした」

李尚燮 リー・サムスム●6年以上にわたりLGエレクトロニクスのグローバル人事でシニアマネジャーとしてグローバル人事の戦略立案、採用、育成を担当。2009年以降は、大学で教鞭を執る傍ら、LG、ヒュンダイ、POSCOなどでコンサルタント業務を行う。(American Managemet Association=写真提供)

こう語るのは韓国の同徳女子大学の李尚燮(リー・サムスム)教授だ。李教授は2009年までの6年間、LGEの人事シニアマネジャーとしてグローバル人事戦略や人材育成の中核を担い、現在もLG、現代自動車、ポスコグループなど大手企業のアドバイザーを務める。

国内市場の収縮を背景に新興国をはじめグローバル市場に成長の活路を求める日本企業。だが、そこに強力に立ちはだかるのがライバルの韓国企業だ。すでに電子・電機分野では、価格・技術面の優位性を誇る韓国陣営の前に日本企業は厳しい戦いを強いられている。