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財務諸表から読む日韓企業の未来/電器

LG電子を除くサムスン電子、現代自動車、ポスコの特徴のひとつは、売上高営業利益率が高いこと。2011年度までの5期平均の営業利益率は0.9%のソニーや2.6%のパナソニックに対し、サムスンは8.5%。トヨタ対現代は2.3%対6.6%。新日鉄住金対ポスコは6.2%対12.4%である。営業利益率、売上高当期純利益率、期末保有現金の推移などから「収益性」を評価したが、日韓企業では大差がついている。

営業活動によるキャッシュフロー(CF)や当期純利益の推移、売上高と借入金の対比、利益剰余金と資産合計額の対比などから判定した「安定性」でも韓国企業に軍配が上がる。特に利益剰余金は大きければ大きいほど安定性が高いとされるが、パナソニックとソニーは07年度比で半減させている。

(鎌田正文=データ作成)
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