入社後に希望と異なる配属になったら転職すべき? とどまるべき?

転職時は希望どおりの配属となったとしても、組織変更や異動など、入社後にしばらくたって配属が変わってしまうこともあり得ます。当初やりたかった仕事ではない部署への配属となると転職を考える人も少なくありませんが、気持ちどおりに転職すべきでしょうか?

転職すべきか、転職せずにとどまるべきか、それぞれの見極めポイントを伺いました。

転職を考えてもいい場合

人手不足の部署だから、という理由での異動であれば、転職を考えてみるべきです。中途採用は職種や職務で募集することが多いなか、人が集まりやすい職種で募集を行い、入社後に集まりにくい部署へ異動させる傾向が見られるのであれば、速やかに転職を考えてください。社員の職務能力や適性を考慮せず企業都合の異動なのであれば、継続して仕事をしても良いことはありません。

メリット
● 転職をすることで、強みや適性を生かした仕事ができる
● 転職で仕事のモチベーションを高めることができる

デメリット
● すぐに転職できるとは限らない
● 次の転職活動で、企業に「やりたくない仕事はしない」と受け取られる可能性がある

転職せずにとどまったほうがいい場合

転職後しばらくたって配属が変わる場合、急な部署異動ではなく事前に説明があるはずです。適性や能力が評価されて異動する場合や、キャリアアップのために必要な経験、叶えたいことの実現のために必要な経験など、今後のキャリアを考えて納得できるものであればとどまっても良いでしょう。ポイントは、異動が納得できるか否かです。経験を積むための異動であれば、具体的な期間や仕事内容を確認しましょう。