(前編より続く)
非認知スキルを測る大学入試問題
こうした質問を提示すると、「具体的にどのような解答をする人がダメな人なんですか」と聞かれます。模範解答例、ダメな解答例を教えてほしいと言われるのですが、我々はそれをしません。模範解答を示せば、結局は暗記式の試験と変わらなくなるからです。
言い換えれば非認知スキルを読み解くには、面接官の側にも分析力が求められるのです。面接官の能力が試されていると言っても過言ではありません。
現在、我々は非認知スキルを反映させることができる大学のオンライン出願システムを作っています。現時点で、世界196カ国、約175万人のユニークユーザーが使用するTAO(TheAdmissions Office)というアジアの留学生向けオンライン入試プラットフォームがあります。日本国内の大学もこのTAOを活用しています。
一方で、私たちが開発した進路発見プラットフォームWEBSTARは、我々が特許を取得した3つの生成AI技術を組み込んで開発した学習システムです。このWEBSTARとTAOを連携させることで、大学の求める人財と生徒の志をマッチングする、まったく新しい入試システムを構築しようとしています。
18歳人口が激減する中、受験生も偏差値やネームブランドで大学を選ぶのではなく、卒業後の、進路発見の視点で大学を選択する考え方にシフトしています。この事実に気づいている多くの大学が学生の非認知スキルを測る総合型選抜に軸足を移しています。
実際に我々は、多くの大学の要請を受けて非認知スキルを測る問題作成のお手伝いをしています。
我々が開発したWEBSTARは、受験生の特性、才能、つまりその人物の非認知スキルを炙り出し、そして高めるための学習システムなのです。
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