偏差値に頼った選抜はもう限界に来ている

私は20歳で塾を創業したのですが、早い時期から偏差値ではなく「目には見えない潜在的な領域」を引き出すことを教育の柱にしてきました。

最近では、企業研修のお手伝いをする機会も増えましたが、その中で今、“採用した人財をどう配置すべきか”という人財のミスマッチが起きています。採用された側から見れば「こんな仕事をやるはずじゃなかった」ということになって、すごく問題になっていますね。私は、これまで企業が個人の特質を無視して、人財の偏差値だけを見て採用してきた結果、このようなことが起きていると思っています。