「1日1万歩」歩けば太らない
人間は基礎代謝より多く食べると太ります。
ちなみに成人男性の摂取カロリーの平均は1日約2200kcal、消費カロリーの平均は1900kcal。
つまり普通に食べると余分の300kcalは脂肪として蓄えられ太ってしまうというわけです。
平均カロリー消費量(日)………………1900kcal
余剰分 ……………………………………… 300kcal
※2200kcalー1900kcal=300kcal
この300kcal分を消費するのが「1万歩のウォーキング」。
1000歩(時間10分・距離600~700m)を歩くときの消費カロリーの目安は約30kcalなので、1万歩歩けば余分なカロリーを消費できて太りにくい体になります。
図にすると次のようになります(図表3)。
これは厚生労働省の主導する「21世紀の国民健康づくり運動(健康日本21)」でも推奨されている歩数です。
だからわたしは「1日1万歩」を推奨しているというわけです。
毎日の300kcalの積み重ねで人は気づかぬうちに太ります。
ですから太りたくない人は、余剰分の300kcal分を歩いて消費するようにしてみてください。
ちなみにこの1万歩を一気に歩く必要はありません。
「朝3000歩」「昼3000歩」「夜4000歩」など、トータルで1万歩歩けば大丈夫です。
これを続ければ早晩体が変わるのを、きっと体感いただけると思います。