倉持淳子さんからのアドバイス

クラ・モチベーション 代表取締役
倉持淳子

1994年、明治大学卒業後、数社を経てぐるなび入社。東日本地域統括時、達成率50%の5営業所の売り上げを167%UP。2009年に独立し、営業セミナー等の主催運営に携わる。著書に『1日10秒の習慣で夢をかなえる!』。

いつも持ち歩いているのはB6サイズの手帳です。日々の予定は週のページで管理しますが、目標管理に使うのは1カ月の見開きページ。いろいろと書き込むので、余白部分が大きいものがいいです。

紙の手帳を使うのは、手書きにこだわりがあるから。手帳には自分の成果や行動を数値化して記録しますが、ひと手間かけて手で書き込むからこそ、数値を自分のものとして捉えることができるようになります。

手書きの重要性をとくに実感したのは、マネージャーになったときですね。各営業所から上がってくる数字をPCの画面で眺めているだけでは、数字が他人事になってしまい、うまくコミットメントできなかった。ところが同じものを自分の手で手帳に書き込み、毎日目に触れる状態にしたところ、途端に数字が自分のものに。上のポジションになるほど手書きの効用を実感できるはずです。

(相澤 正、久間昌史=撮影)
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