実に1810件もの生保契約を保有。日本を含めた世界の生保営業のスタープレイヤーのみが入会を許される国際組織、MDRT(Million Dollar Round Table、本部=米国)に、何と13年連続してメンバー入り――。そんな凄腕の時間管理とは?

アポキャンすると、アポキャンされる

私は朝、出社すると、アシスタントとのミーティングで一日のスケジュールを組み、メールすべてにざっと目を通したうえで、その中から期限が迫っていたり、時間がかかりそうな案件をピックアップし、手帳のスケジュール表に書き込みます。そうした“大物”を先に済ませ、お客様の誕生日ハガキに一筆添えたりする細かい作業を、空いている時間に行います。例えて言うならコップの中に大きな石をゴロッと入れ、その後に細かい砂をサラサラ流し込むようなイメージです。

プルデンシャル生命保険 横浜第2支社 第4営業所 エグゼクティブ・ライフプランナー 横内宏史氏

スケジュールの管理は、スマホとアナログの手帳を併用しています。スマホだとスケジュールやメモ書きを断片的にしか見られないですよね。手帳だとパッと開いてすぐに一覧できますし、Day(その日1日のスケジュール)の管理は紙のほうが断然早いです。好きなようにカスタマイズできるのもいい。例えば、最近の商談に割く時間と自己投資に割く時間との比率を見ようとしたら、手帳ならそれぞれ色分けすればひと目でわかるから、圧倒的に早いですね。デジタル機器でデータから掘り起こして分析するのは、時間がかかってしまいます。スマホはスケジュールを同期して、アシスタントと情報を共有するのに使っています。