属する組織に染まりすぎていないか、友人と会ってチェックする

・旧友に会い、“洗浄”する

会社以外の友人・恋人・家族と頻繁に会ってください。

とくに学生時代の友人は、本来の自分を思い出させてくれる最高の仲間と言えます。当時旧友に会うと、「そういえば自分って、本来こうやったなぁ」と深く感じたものです。

人間は、属する組織に染まりやすく、無意識に洗脳されていることさえあります。

友人が過酷な労働環境のブラック企業を辞めることを上司に告げたとき、「おまえ、ここよりいい職場ねぇぞ」と真顔で言われ、より決意が固まったそうです。「ゆでガエル」のように人間は慣れていきます。沸騰してやけどする前に洗浄してください。

他人に適したものが自分に適しているとは限らない

・心の声を聴く

後悔なき人生を歩むために、私が大切にしていることです。

穂高唯希『#シンFIRE論』(KADOKAWA)

自分と他人は異なる人間である以上、考え方から受け止め方まで異なります。食生活、資産運用の方法、はたらき方など、あらゆることにおいて、他人に適したものが自分に適するとはかぎりません。

会社の文化も同様に、「よいか悪いか」という観点より、「自分に合っているのか」「心が悲鳴をあげていないか」という観点で、心の声を丁寧に聴いてあげることです。

以上、社畜という言葉が生まれた時代背景・社会的背景をひもといたうえで、社畜がすべきことを挙げました。自分の状態をまずは客観視して、脱社畜(脱トン)や、自分が輝ける場所を目指しましょう。

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