新しいモノを手に入れても生活が劇的に変わることはない
対して現代は成熟期です。「はたらいても給料はたいして上がらず、モノはあふれ、目に見えて豊かになる実感や確信を将来的に持ちづらい」時代です。
人口減少時代であり、サービスや商品があふれても、売れるわけではありません。
むしろモノは行き渡っているので、高度成長期のように「洗濯機が買える、日々の生活がラクになる!」といった劇的な変化や期待は持てません。「ミニマリスト」という生き方が流行ったことが象徴するように、あまりほしいモノがない人もいます。モノを増やすどころか、「あふれたモノの減らし方」がコンテンツにさえなる時代です。
自分の社畜レベルがどの程度か、他人と比較してみる
転職などすぐに行動に移せない人は、次のような行動で閉塞感が改善されるかもしれません。
・客観性を持つために、記録する
何月何日にどんなことが起こったか、どう思ったかを記録してください。のちに振り返ったり、家族や友人に見せることで客観的な意見も聞けます。
社畜とは、自分の状況が客観的に見えなくなっている状態です。本来の自分とのギャップを認識するために、客観視が大切です。
・ブログやツイッターで発信する
ほかの社畜に勇気を与えたり、収入になることすらあります。私がブログをはじめた理由の1つは、「世の中にはこんなトン(豚)もいる」ということを示し、同じような状況で頑張る人に勇気を与えることができれば、という思いからです。結果的に、ブログ収入だけでなく、読者とのかけがえのないご縁につながりました。むしろ私が読者から勇気をもらいました。
・ほかの社畜を知る
ほかの社畜の意見や発信を参考にし、自分の社畜レベルがどの程度なのかを把握しましょう。上司から愛のある「ご指導」を受けているのか、人格を否定されているのかなど。案外、恵まれた環境にあることにも気づけるかもしれません。
愛のあるご指導ならば、10段階で社畜レベル2ですが、度重なる人格否定は社畜レベル10です。いますぐ逃げてください。自分を守りましょう。