「体はやわらかいもの」というイメージが大切

みなさんは、ご自分の「体」について、どんなイメージをお持ちでしょうか?

かたいものか、やわらかいものか。動かないものか、ゆれ動くものか――。

実は正解はありません。というのも、あなたの体は、あなたの思っている通りになっていくからです。

たとえば苦手な人の前で身をかためてしまったり、怒りをぐっとこらえたり……。そういう緊張を積み重ねていくと、私たちは「体はかたいものだ」と思ってしまいがちです。すると、体をかためる習慣がついてしまって、どんどんかたくなる悪循環に陥ります。

大橋しん、赤松かおり『すごい自然体に読むだけでなれる4コママンガ』(飛鳥新社)

でも反対に、「体はやわらかいものだ」ということを思い出していけば、その悪循環に陥らないばかりか、実際にどんどんやわらかくなっていくものなのです。

そこからもう一歩進んで、体は「関節でゆらいでいるもの」だと、思ってみてください。体を支えているのは骨ですが、その骨は関節で動くようになっています。

やわらかい皮膚や筋肉を、骨がしっかり支えてくれているのに、関節が動く。その関節で緊張が抜けていく。

これが「自然体」で目指していく、体のありかたなのです。

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