「他の企業でも活かせる能力は身につかない」

・事務的な能力(文書作成能力、調整能力、段取り力、説明力)は身につくと考える。しかし専門性というと、法律を読む能力はつくかもしれないが、それ以外で他の企業でも活かせる能力は身につかないと思われる。(事務職、男性、厚生労働省)

・研修は各種用意されているものの、具体的な仕事をすることは少ないので活きる機会は少ない。また、キャリアとしても、公務員共通ではあるが、どの部署に配属されるか、もしくはどの府省に行くかわからず、全体を通したキャリア形成という考え方はあまりなく、配属になった先で淡々と仕事を処理していくイメージ。(総務、男性、総務省)

「他律」「ルーティン」「ジェネラリスト」…

官公庁の中では評価スコアがトップレベルの経済産業省でも、「20代成長環境」「人材の長期育成」スコアは5年前よりも下がっており、近年のクチコミを分析すると「他律」という言葉が多く出現し、「自分ではコントロールのできない」国会対応などで疲弊してしまう実情が浮かび上がってくる。

・国会対応など他律的な側面があるため、自分でプライベートを調整しづらい場合がある。また、部署にもよるが繁忙期は帰って寝るだけという場合も珍しくないのでワークライフバランスは両立しづらいと感じる。(係長、男性、経済産業省)

・数年前と比較して、自宅でも職場と同じPC環境で仕事ができるようになったり、テレワークやフレキシブルな勤務体系を奨励する取組が進められていたり、国会業務の迅速化に向けた取組が進展しており、大幅に改善されているように感じる、ただし、国会業務を始め、国会や他省庁や海外政府との関係など、他律的な要因で、ある程度の制約が生じることは当然あり得るが。(企画、男性、経済産業省)