主導権を握るのに有効な7つの法則
もう1つの変数は、相手との関係における自分のサイズです。自分よりかなり背の低い人と話す場合、自分と同じ身長の人と話すときよりも、かなり後ろに下がらなければなりません。そうしないと、その人を圧倒してしまうからです。もう1つの方法は、相手と話すときに少し斜めを向いて、大きな壁を作らないようにすることです。
ボディランゲージを知ることは、交渉を有利に進めるための重要なポイントです。それは、相手がボディランゲージの研究者である場合も使えます。相手がボディランゲージを研究しているとわかっていれば、あなたは自分のボディランゲージを使って相手の考えに影響を与えるための、絶好の機会を得ることができます。
私はしばしの間、人のボディランゲージを反映して様子を見ます。相手が足や腕を組むと、私も組みます。相手がそれに気づいたら、相手は私のボディランゲージを研究しているのだと推測します。
① 相手側2名の間には座らない。相手の身振りが読めず、頭を前後や左右に回さなければならない不利な状況になってしまう。
② もし、相手の人数が多く、こちらが少人数なら、そばに並んで座らない。バラバラに座った方が、より主張が強くなる。
③ 相手がジャケットのボタンを外し、身振り手振りがリラックスした状態になるまで取引交渉を始めてはいけない。
④ まばたきの回数が多いということは、相手が自分の話に納得していないということ。
⑤ 人は、注意を傾けているときは、頭が少し傾いているものである。
⑥ 相手の手が頭に移動したときに注目する。その人が次に何をするかで、多くのことがわかる。
⑦ パーソナルスペースを意識する。相手に不快感を与えない近さを知っておく。