脳を活性化させる「オノマトペ」

このとき、オノマトペ(擬声語、擬態語)を織り交ぜると、より脳が活性化することがわかっています(図参照)。

さて、ここまで説明してきたものの、実のところ、私はこのあなたの悩みにやる気は不要なのではないかと感じています。20年以上同じ仕事をしているような50代の方の場合、ルーティンになっている仕事はやる気の有無にかかわらずできてしまうからです。

そもそも常にやる気のある状態は普通ではありません。野生動物でも、獲物を追いかけたり、追いかけられたりしているとき以外はのんびりしています。そう考えると、やる気が出ないと悩むのは無駄です。ベテランの余裕を見せながら、やる気を出さずにさっさと仕事を終わらせましょう。

篠原菊紀
公立諏訪東京理科大学教授
脳科学者。遊び中、運動中、学習中などの脳活動を調べ、脳トレへの活用や依存症の予防などを研究する。著書に『「すぐにやる脳」に変わる37の習慣』ほか多数。
 
(構成=干川美奈子 撮影=葛西亜理沙 編集=高嶋ちほ子、干川美奈子)
関連記事
43歳でスキルゼロ"中年フリーター"の焦り
会社をダメにする「困った社員」6タイプ
まじめで優秀な人ほど、昇進しにくい理由
銀座クラブママ証言「デキる男」の共通点
なぜやる気のある人は会社で疎まれるのか