▼リフレッシュ
《出不精 × 外出好き》
休日の過ごし方でも“老ける、ボケる、早死にする”は決まる。
「出不精は絶対ダメ。疲れたからと家でゴロゴロしても疲れは取れません。いっそ日曜日の朝イチで出かけ、遊んで帰ってくるほうがリフレッシュできます。休日のリセットは静養ではなく、仕事と違うことを一生懸命すること。昼まで寝て、仕事のことをぐずぐず考えて、気がついたらもう夕方なんていうのは最悪の休日です」(秋津先生)
《多趣味 × 無趣味》
「仕事以外にはすることがないという無趣味な人は意外と多い。でも、これはよくない」(秋津先生)
では、読書のようにインドアの趣味でもOK?
「本好きは本を探しに図書館へ行くし、飲み屋でも『村上春樹の新作は……』みたいな話題がある。仕事以外のネットワークづくりになればいいのです。仕事関係以外にネットワークがない人は社会的孤独になりやすく、うつ病、ボケ、早死にしやすいと言えます」
《長時間睡眠 × 短時間睡眠》
「よく何時間しか寝てないから眠いと言いますが、大事なのは時間の長短ではなく、明くる日起きたときの頭のスッキリ具合です」(秋津先生)
睡眠時間の個人差は大きい。ショートスリーパーでも、疲れが残っていないのであればいっこうにかまわないと秋津先生は言う。
「むしろ、昨日は4時間しか寝ていないと不安に感じるほうがよほどよくない。朝早く目が覚めてしまったなら、二度寝せずに着替えて、散歩でも、読書でもなんでもいいから活動を始めたほうがいいのです」