普段、気にもとめずに繰り返している生活習慣。それが知らず知らずのうちに老化やボケ、寿命に差をつけているとしたら? 食事、運動、住まいから配偶者までどちらがいいのか、比べてみました。暮らし方、見直してみませんか?
▼食事

《パン食 × コメ食》

主食となる炭水化物。コメとパンではどっちが○?

PIXTA=写真

「私はコメを勧めています。理由のひとつは、日本人の腸内環境は日本人の食生活と深く関わっているからです。日本人が海苔を消化し栄養にできるのも、長い歴史のなかで食べものに応じて腸が育ってきたから。コメのほうが日本人の体に馴染んでいるのは確かでしょう。またコメはおやつには食べませんが、パン食の習慣がある人はおやつにパイや菓子パンなどを食べがちなので、総じてカロリーが高くなる傾向にあります」(秋津医院院長の秋津先生)

好きなときにいつでも食べられる現代。大切なのはきちんと空腹の時間をつくることで、消化器官を休ませるとともに、蓄えた脂肪を燃えやすくすることだ。腹回りが気になりだした人は、夕食の炭水化物を思い切って控えめにしよう。

《甘党 × 辛党》

糖分もアルコールも摂りすぎがよくないのは言うまでもない。でも、ボケる危険があるのは甘党だと秋津先生は指摘する。

「最近、認知症は第3の糖尿病と言われ始めているくらい認知症と糖は関係が深く、甘党のほうが認知症になりやすいと言われているのです」

甘みは一種の快楽。ストレスが溜まると、食べると幸福感を生むスイーツでそれを埋めようとしがち。不満の解消を糖分に依存しないように。

一方の酒は毎日飲んでもかまわないが、あくまで食中酒という位置づけが望ましい。量は人により異なるが、二日酔いするまで飲むのは酒に対して失礼だと辛党の秋津先生。

「あくまで食事がメーンで、それを楽しむための酒。もう一軒、締めにラーメンというのは最悪です」