ホテル業界も大きな影響を受けた、2020年のコロナ禍。東横インも例外ではなく、ビジネスユースとインバウンド需要の急激な減少で月間平均稼働率が3割を切るところまで落ち込みます。黒田社長は支配人や従業員との十分なコミュニケーションでこの危機を乗り越えます。(2024年4月15日レター)

創業して35年目を迎えた2020年、他のホテルと同様に未曾有のコロナ危機がやってきました。感染が広まると同時に、ビジネスユースとインバウンド需要が急激に減少し、月間平均稼働率が3割を切るところまで落ち込んでしまいました。

不安に駆られ、疲弊する従業員に対しては、安心を伝えることを第一に考えました。多くの支配人が「人流が戻ってこなければ、会社が潰れてしまう」という緊張感と、「多様な人が出入りする業態のため、感染しない保証はない」という脅威で、混乱していました。

(構成=今井道子)