2021年は、世界的な枠組みが変化する年といわれる。「辛丑(かのとうし)」の年は、艱難辛苦が起きるかわりに、大きな希望も芽生えるという。ビジネスリーダーは、この変化の流れをどのようにとらえればよいだろうか――。(2021年1月4日レター)

■今週のポイント
・「新しい形のグローバリズム」では、中国とは一定の距離を保ちながら世界がブロック化する。
・米中の覇権争いは、さらに激しくなる可能性を秘めている。
・各国のアフターコロナからの終息の仕方をウォッチする必要がある。

【井上】米国のバイデン次期大統領が「アメリカ第一主義」から「国際協調路線」に回帰する姿勢を示しています。これにあわせて、米国、ヨーロッパ、中国、日本のそれぞれの関係性にも変化の兆しが見られます。2021年は、世界的な枠組みが変化する年ともいわれます。今年、ビジネスリーダーはこの変化をどのようにとらえればよいでしょうか。

(構成=今井道子)