オリックス シニア・チェアマンの宮内義彦さんは、ビジネスリーダーが判断を下すには「マクロ観」が必要だと言います。世界経済をどう読めばいいのか、材料・情報はどう集めればよいのか、そして、どう判断すればよいのか。(2020年10月12日レター)

アメリカではコロナ禍の影響でリモートワークを行っている就労者の割合が66%に増え、リモートワーク先進国フィンランドでも60%の就労者がリモートワークに移行した。それに対して日本では、東京で52%の企業がリモートワークを導入したが、全国平均は27%にとどまる(2020年4月、厚生労働省)。日本企業になかなかリモートワークが定着しないといわれるのはなぜなのだろうか。

【井上】コロナ禍で否応なくリモートワークを導入する企業が増えましたが、リモートワークが定着するとマネジメントはどう変わるのでしょうか。

(聞き手=井上智洋 駒澤大学准教授 構成=久保田正志)