一体、不動産価格はどこまで上がるのか。業界の第一人者である長嶋修氏に、令和の不動産市場の行く末を聞いた。
8~9割の地域は物件の価値が低下する
不動産価格がバブルの様相を呈しています。不動産経済研究所によると、2024年度(24年4月~25年3月)の東京23区新築マンションの平均価格は1億1632万円。前年度比で11.2%の上昇です。
それぞれが年収700万円以上の夫婦をパワーカップルと呼びますが、販売価格が1億円を上回る「億ション」になると、普通のパワーカップルには厳しい。世帯年収が2500万円以上なければ、都心の新築マンションに手を出せない状況になってきました。
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