老後破産するかどうかは計算すればわかる

いったい資金をいくら貯めれば、幸せな老後を迎えることができるのか。2019年に「老後2000万円問題」が話題になってから5年が経ちましたが、いまだに2000万円が独り歩きして老後の生活に不安を覚える人が少なくありません。

老後の必要資金2000万円という金額は、金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」の調査報告で試算された金額です。この試算の金額がすべての人に当てはまるわけではありませんので、実際に必要となる老後資金の額は、人によって大きく異なります。

FPの有料相談にくる人は、すでに2000万円を上回る資産を持っている人が多く、それほど心配する必要がありません。一方、社会福祉協議会などの無料相談にやってくるのは低所得に悩む人がほとんど。老後資金については深刻な課題を抱えていますが、まず目の前の生活を立て直すことが先決です。