1000万円の資産があれば、1000万円分の経験ができる

そんなジレンマを抱えている世の中に、大きな影響を与えたのが「貯金ゼロで死ぬ」をテーマにした書籍『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著、ダイヤモンド社)です。

「カズレーザーと学ぶ。」(日本テレビ)という番組で、同書をご紹介させていただく機会がありましたが、反響が物凄かったのを覚えています。同書では、「1000万円の資産があれば、1000万円分の経験ができる。そのお金を残して死ぬということは、使って得られたはずの経験を得られない。人生の最後に自身の記憶に残るのは『モノ』よりも、さまざまな経験から得た『思い出』なのだから、経験や思い出に惜しみなくお金を使っていこう」と説いています。

番組内の出演者の意見や、放送後のX(旧Twitter)の投稿に多かったのが「貯金ゼロで死ぬ」の理想に共感はできるが、実際行動に移すことは難しいという意見でした。お金の相談の場でも、お客様から同様の意見を多くいただきました。また、同書はアメリカの本なので、日本人に合わせた実践方法が知りたいという声もたくさんいただきました。