ゲームやスマホをやめられない子どもに悩む親が増えている。小児科看護師で育児アドバイザーの下村弥沙妃さんは「ゲームやスマホをただ取り上げると、子どもの自己肯定感を下げる可能性がある。子どもに罰を与えるのではなく、寄り添う姿勢を示すことが真のしつけだ」という――。
※本稿は、下村弥沙妃『3日で自発的に動く子になる!信頼声かけ』(Gakken)の一部を再編集したものです。
ゲームやスマホを敵ではなく味方にする
ゲームやスマートフォン(以降、スマホと記す)の問題。近年の子育てお悩み件数のトップ3に入ります。
今やすっかり生活に密着し、持ち始める時期の平均年齢も年々低年齢化しているようです。
では、いつから持たせていいの? 一日何分までなら使わせていいの?
ゲームやスマホに関するお悩みは後を絶ちません。私たち親世代が、子どものころとは違う生活環境にどう対応したらいいか分からない、というのが本当のところでしょう。
ここでは、そんなゲームやスマホに関する子どもとの関わり方を考えていきます。
まず、ゲームやスマホに関しては、「賢く利用する道具」として捉えるようにしましょう。
「悪」と頭ごなしに決めつけて、遠ざけようとしていませんか? 確かに、使い過ぎると様々な悪影響を与える研究結果もありますので、子どもが自由に好きなだけ使うことは見過ごすことはできません。
でもこれは、ゲームやスマホに限ったことでしょうか? 例えば嗜好品や食事や趣味なども同じですが、何事も適度にバランスよく取り入れれば、体や心の健康に大いに役立ち、暮らしを豊かなものにしてくれます。ですから、快適な生活を彩る道具として扱うことが大切ですよね。
ゲームやスマホも同じです。生活を快適なものにする道具として扱い、さらには正しく使う「責任」を学んでいくものとして、子どもと根気よく関わっていきましょう。

