現在の金利+1%で想定すれば十分安心なワケ
これまでは、大手銀行よりもネット銀行のほうが変動金利は安いと考えられ、住宅ローンで人気を集めていました。ところが、2024年3月にマイナス金利政策が解除され、住宅ローン市場に変化が起き始めました。
住宅ローン金利は、各行が調達金利にコストや利潤を上乗せして設定します。リアル店舗がないネット銀行は、固定費が少ないので、調達金利で差がつきにくいマイナス金利下においては、住宅ローン金利でも優位性を発揮できました。しかし、マイナス金利政策が解除されたことで、ネット銀行に比べて有利な条件で資金調達できる大手行が、住宅ローン金利でもネット銀行に肉薄するようになったのです。実際に、手数料を加えた実質金利では、ネット銀行よりも大手行のほうが安い金利を提示できるケースも出てきています。
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